化粧品の原料・成分について解説!OEMを検討されている方必見

化粧品の製造や販売を検討している方にとって、製品の原料や成分についての知識は非常に重要です。OEMでの製造・販売に関しても同様で、原料や成分の理解は欠かせません。

この記事では、化粧品の主要な原料や成分について詳しく解説し、注目成分である「MIRAVC®」についても触れていきます。

化粧品のOEMに興味がある方、製造を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

化粧品の原料・成分とは?

化粧品の原料・成分とは?

化粧品の原料・成分は大きく「水性成分」「油性成分」「界面活性剤」に分けることができます。

それぞれの詳細や主な原料や成分について解説します。

水性成分

水やエタノールなどの水に溶けやすい成分のことを指します。化粧水やローションなどの多くは、その水性成分を主成分としています。

水性成分の基本となるのは精製水です。精製水は、不純物を取り除いた純度の高い水で、化粧品のベースとして広く使用されています。また、エタノールもよく使われる水性成分です。エタノールは揮発性が高く、製品の使用感を良くするほか、防腐効果もあります。

保湿効果を高めるための成分として、グリセリンが挙げられます。グリセリンは水分を保持する性質があり、肌の保湿に優れた効果を発揮します。他にも、ブチレングリコール(BG)やジプロピレングリコール(DPG)なども使われることが多いです。それらの成分は、肌にうるおいを与え、乾燥を防ぐ効果があります。

さらに、ヒアルロン酸ナトリウムやコラーゲンなどの成分も使用されます。それらは、肌にしっとりとした感触をもたらし、長時間にわたって保湿効果を持続させる特徴があります。高い保水力を持ち、肌に弾力と潤いを与えます。

油性成分

水に溶けにくい成分が油性成分です。それらの成分は、クリームや乳液などに広く使われ、保湿や保護効果があります。

植物油が一般的な油性成分として挙げられます。例えば、オリーブオイルやホホバオイル、などがあり、それらは肌に潤いを与え、柔らかくする効果もあります。

オリーブオイルは、抗酸化作用があり、肌のエイジングケアに役立ちます。ホホバオイルは皮脂に近い組成を持ち、肌になじみやすく、皮脂と水分のバランスを整える効果があります。

ミネラルオイルも広く使用される油性成分です。皮膚にバリアを形成して水分の蒸発を防ぎます。無臭でアレルギーを起こしにくい特性があるため、敏感肌向けの製品にも適しています。また、メイク落としやクレンジングオイルに使用されることが多く、肌に残ったメイクや汚れをしっかりと取り除く効果もあるのです。

さらに、シアバターなどの半固形状の油性成分もあります。シアバターは高い保湿効果を持ち、乾燥した肌をしっかりと保護します。抗炎症作用もあり、敏感肌や炎症を起こしやすい肌に優れた効果を発揮します。

また、ワセリンも半固形状の油性成分の一つで、皮膚の保護や保湿に優れています。皮膚の表面に薄い保護膜を形成し、水分の蒸発を防ぐと同時に、外部の刺激から肌を守ります。

他にも、固形状の油性成分として、ミツロウやキャンデリラワックスなどが挙げられます。ミツロウは蜂の巣から採取される天然のワックスで、保湿力が高く、肌に柔軟性を与えます。キャンデリラワックスは植物の茎から採れる植物由来のワックスです。

界面活性剤

水と油のように本来は混ざり合わない物質同士を混ぜ合わせる成分を指します。

界面活性剤の基本的な機能として、乳化作用があります。乳化作用により、水と油が均一に混ざり合い、クリームや乳液のような滑らかな製品が作られるのです。

また、界面活性剤は可溶化作用もあります。可溶化作用により、水に溶けにくい成分を溶かし込むことができるため、化粧水や美容液に有効成分を均一に配合する際にも重要な役割を果たします。

さらに、洗浄作用もあります。界面活性剤は、皮膚や髪の表面に付着した汚れや不純物を包み込み、洗い流すことができます。そのため、シャンプーや洗顔料、クレンジング製品などに使用され、清潔な肌や髪を保つ役割を果たしています。

界面活性剤には多くの種類があり、その用途に応じて使い分けられます。例えば、非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)は、乳化作用が強く、肌への刺激が少ないため、化粧品に広く使用されます。

陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)は洗浄力が高く、泡立ちも良いため、シャンプーや洗顔料に用いられます。陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)はコンディショナーやトリートメントに適しています。

また、両性界面活性剤は、pHに応じて性質が変わるため、低刺激で敏感肌用の製品に利用されます。

注目成分「MIRAVC®」について

注目成分「MIRAVC®」について

化粧品の注目成分として安定型中性ビタミンC誘導体「MIRAVC®」を紹介します。

化粧品で使用されることが多いビタミンCは通常、酸化しやすく、その効果が短時間で失われてしまいますが、MIRAVC®は安定性が高く、長時間にわたってその効果を発揮します。

また、MIRAVC®は中性であるため、刺激が少なく敏感肌の方でも使用しやすい特徴があります。通常のビタミンCは酸性であり、使用時に刺激を感じることがあるのに対して、MIRAVC®はそれがありません。

ビタミンCの効果を最大限に引き出し、長時間にわたって安定した効果を発揮するため、化粧品の成分として注目されているのです。

安定型中性ビタミンC誘導体「MIRAVC®」の詳細はこちら

化粧品のOEMを検討されている方へ

化粧品のOEMを検討されている方へ

この記事では、化粧品の原料や成分について解説しました。化粧品は、水性成分、油性成分、界面活性剤などの成分が組み合わさって作られています。それらの成分がどのように製品の品質や使用感に影響を与えるかを理解することは、化粧品のOEMを検討する上で重要です。

なお、化粧品のOEMを検討されている方は、弊社「ドクターズチョイス」にご相談ください。ドクターズチョイスは長年の経験と豊富な実績を持ち、お客様のニーズに合わせたOEMでの化粧品製造が可能です。製造から商品開発、市場投入まで全過程をサポートし、GMP(適正製造規範)を取得した工場で安全性の高い製品を提供しています。

また、医学的な知見や科学的に実証されたエビデンスに基づいた製品開発を行っており、高品質な化粧品を提供しておりますので安心してお任せください。化粧品のOEMを検討されている方は、ぜひドクターズチョイスにご相談ください。

>>ドクターズチョイスへのお問い合わせはこちら

>>ドクターズチョイスを詳しく知りたい方はこちら

TOP