コンプレン®︎

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コンプレン®︎

コンプレン|マンナン(コンニャク芋)を酵素処理したアルコール対策サプリの新原料||サプリメントOEM|ドクターズチョイス公式サイト

コンプレン®とは

二日酔い・悪酔い予防食品素材

お酒は、「百薬の長」と言われ、適度のアルコールは健康に良いとされていますが、様々な理由でついつい飲みすぎることが多くなってしまいます。アルコール摂取による二日酔いなどの不快な症状を解決すべく開発された新しい原料である「コンプレン®」をご紹介いたします。

コンプレン®は、古来より食されているこんにゃくを原料として、そのグルコマンナンを酵素処理して得られた複合多糖が主成分です。酵素での部分分解を行っているので、様々な長さの糖鎖を含んだ多糖類です。
このコンプレン®はもともと、腸内環境を整える食品、医薬品に向けた研究をしていました。研究者がコンプレン®を自ら試した時に、お酒に酔いにくいことに気がつき、アルコール対策のサプリメントの原料として新しい用途が始まったのです。

コンプレン®︎の働き

食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化されない難消化性成分の総体で、ペクチン、アルギン酸などの水溶性のものと、セルロース、リグニン、キチンなどの不溶性のものがあります。
コンプレン®はグルコマンナン由来の水溶性の食物繊維の仲間に入り、食物繊維に共通する働きを持っています。
食物繊維そのものは小腸で吸収されにくく、また、糖質や脂質の吸収を抑制すると言われています。水分を吸収して嵩が増えることで排便を促すので、便の通過時間が短縮され、毒素がたまりにくくなるので、腸疾患の予防効果も期待されています。
さらに、小腸で消化・吸収されず、結腸に達し、乳酸菌やビフィズス菌に選択的に利用され、腸内フローラのバランス改善や産生される短鎖脂肪酸を介して宿主に有用な効果を発揮するとのいわゆる“プレバイオティクス”の働きも重要です。腸の調子を整えるので、自然な内フローラのバランスは免疫力にも関係していると言われています。

こんにゃくのグルコマンナン酵素分解物であるコンプレン®は、血中のアルコール濃度及びアセトアルデヒド濃度の上昇を抑えました。
プレバイオティクスとしての働きもあるので、飲酒による腸内フローラのダメージを抑え、保護作用も期待されます。
お酒を楽しむ時には、アルコール対策の新しい成分であるコンプレン®を是非お試しください。


ヒトでの試験


コンプレン®を配合した錠剤を摂取しての効果をヒトで検討しました。健常成人5名(男性1名、女性4名)を対象としました。錠剤(コンプレン®300mg)を摂取し、その直後に焼酎(アルコールで20g)を飲み、経時的に呼気中のアルコール濃度を測定しました(コンプレン®摂取群)。コンプレン®を摂取しない群(対照群)と比較しました。
呼気中のアルコール測定には、アルコール検知器 ソシアック・アルファSC-402(中央自動車工業株式会社)を用いました。1mg/L以上は測定範囲外となります。
この試験の結果、コンプレン®摂取群では、最大濃度はほぼ1/2、最大濃度到達時間はやや早く、減衰速度は両群でほぼ同じとの結果でした(図-1)。

図-1 コンプレン®︎の有無での比較

他剤との比較


健常成人8名(男性6名、女性2名)を対象としてサプリメント(コンプレン®配合錠剤及び市販のサプリメント2種)を摂取1時間後に焼酎(アルコールで20g)を摂取し、経時的に呼気中のアルコール濃度を測定しました。
この結果、最大濃度はコンプレン®摂取群で一番低くなりました(図-2)。

図-2 他剤との比較

血中アルコール濃度

20人の健常者を10人ずつのグループに分け、1人あたり同量の飲酒をさせ、30分後より血中のアルコール濃度を測定しました。
コンプレン®摂取群とコンプレン®非摂取群の血中アルコール濃度の測定結果は、非摂取群はアルコールが抜けるまで18時間かかるのに対して、コンプレン®摂取群は10時間で抜けきりました。
また、血中アルコール濃度もピークで-25%と顕著な効果を示しました。
(図-3)

図-3 血中アルコール濃度

血中アセトアルデヒド濃度

飲酒により口から摂取したアルコールは約20%が胃で吸収され、残りの80%は小腸から血中に吸収されます。門脈を通って肝臓に入ったアルコールは、アルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドに酸化分解されます。このアセトアルデヒドが二日酔いの原因物質と考えられています。
アセトアルデヒドは、肝臓中のアセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に酸化分解されます。酢酸は最終的には水と二酸化炭素に分解され、体外に排出されます。酵素の分解能力以上にアルコールを摂取すると、アルコールやアセトアルデヒドが体内に残り、不快な症状を引き起こします。

日本人は世界で一番お酒に弱い!?

日本人の44%は、2種のアセトアルデヒド分解酵素のうちの1種(ALDH2)を持っていないため、他の人種に比べてお酒が弱いことがわかります。

人種ALDH2欠損率
日本人44%
中国人41%
韓国人28%
フィリピン人13%
タイ人10%
インド人5%
ハンガリー人2%
ドイツ人0%
出典:樋口進 編
『アルコールの臨床研究のフロントライン』より

図-4 血中アルコール濃度

血中のアセトアルデヒド測定の結果、コンプレン®摂取群は血中のアセトアルデヒド濃度が0.2mg/dLと低く抑えられており、悪酔いや二日酔いを抑制した結果になっています。(図-4)

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