サプリメントのOEMに興味がある人の中には、「OEMの費用感が分からない」「何に一番コストがかかるのか分からない」など、お困りの方がいるのではないでしょうか。
サプリメントのOEMにかかる費用は、製造するサプリメントの種類やロット数、原料などによって大きく変動するのが特徴です。また、サプリメントの品質管理費やラベリング費など、製造費のほかにもさまざまな費用がかかります。
そのため、OEMメーカーにサプリメントの製造を依頼するときは、希望のサプリメントの種類やロット数などの費用感を、あらかじめ把握したうえで依頼することが大切です。
この記事では、サプリメントの製造をOEMメーカーに依頼するときの相場や費用に影響するポイントを解説します。費用の内訳についても紹介するので、サプリメントの販売を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
サプリメントのOEMの費用相場
サプリメントのOEMにかかる費用は、製造するサプリメントの種類やロット数、原料などによって大きく変動するため、明確な相場はありません。
目安としては、1商品あたり50万円〜100万円ほどが最小ロットの費用相場になります。また、商品名や会社のロゴなどのパッケージデザインを「容器に直接印刷するか」「ラベルに印刷したものを貼るか」などによっても価格が変わるのが特徴です。
具体的な費用に関しては、検討しているOEMメーカーに見積もりを依頼して確認しましょう。
OEMの費用に影響するポイント
OEMでサプリメントを製造する費用に影響するポイントは、以下の3つです。
・製品の形状
・ロット数
・使用原料
一つずつ解説します。
製品の形状
OEMでサプリメントを製造する費用に影響するポイントには、サプリメントの形状が含まれます。一般的なサプリメントの形状は、以下のとおりです。
・ハードカプセル
・ソフトカプセル
・打錠
・顆粒
・ドリンク
・ゼリー
・ペースト
ドリンクやゼリーは製造工程がほかと異なるため、他の形状と比較すると費用が高くなります。打錠や顆粒タイプは、製造工程がシンプルなため低価格です。
製造できる形状や得意な形状は、OEMメーカーによって異なります。OEMメーカーに、希望する形状のサプリメントの製造実績があるかを、事前に確認するのがおすすめです。
ロット数
サプリメントのロット数も、OEMの製造費用に影響します。
サプリメントのロット数が多いほど、製造単価は安くなるのが一般的です。在庫発生のリスクを避けるためには、少ないロット数で発注するのが有効的ではありますが、その分製造コストは上がるため、予算内に収まる数量を先に決めてから、OEMメーカーに発注しましょう。
一般的な最小ロットは、錠剤やカプセルの場合10万粒、粉状のものは50㎏前後が多い傾向です。
特定のジャンルや形状に特化しているメーカーは、小ロットでも相場より安く製造できる可能性があります。複数メーカーの費用を確認し、自社の費用対効果に合うOEMメーカーを選ぶのがおすすめです。
使用原料
サプリメントのOEMは、サプリメントの形状や原材料、そして原材料の種類などが特殊な場合、費用が高くなる傾向にあります。
また、特殊な原料や製造要件がある場合は、技術や設備でコストがかかります。原料の種類や量が増えると製造工程がより複雑になるため、製造費用に影響するのです。
サプリメントの原材料にこだわり、製造工程を複雑にすれば、品質の向上や他社との差別化を図れますが、製造コストがかかり費用が高くなります。
サプリメントのOEMで後悔しないためには、予算や目的を明確にして配合原料を選択することが大切です。
サプリメントのOEM費用内訳
サプリメントのOEM費用の内訳は、主に以下のとおりです。
費用の内訳 | 特徴 |
初期費用(サンプル製作費・デザイン開発費など) | ・メーカーによっては無料の場合がある |
バルク代(原材料費・製造費・品質管理費など) | ・サプリメントに使用する原材料の種類や形状により変動 ・品質管理の厳格さや検査の頻度によって変動 |
パッケージング費ラベリング費 | ・表示項目やパッケージングやラベリングの複雑さにより変動 |
梱包や配送代 | ・重量やサイズ、納品場所などで変動 |
サプリメントのサンプル製作にかかる初期費用は、基本的に無料の会社が多いです。ただし、高価な原材料を使用する場合は、原材料費がかかることもあります。
原材料費や製造費などのバルク代は、サプリメントの種類によって大きく変動があるのが特徴です。サプリメントの処方を一から考えて製造したり、独自の原料を使用したりする場合は、その分の開発費や品質管理代などの費用や時間が必要になります。
少しでも費用を抑えたい場合は、OEMメーカーがすでに保有している処方を元に、サプリメントの製造を考えるのがおすすめです。
そのほか、サプリメントのパッケージング費やラベリング費用も、OEMにかかる費用に含まれます。パウチやプラスチック容器でのパッケージングだと比較的コストは抑えられますが、瓶だと値段は上がる傾向です。
OEMでかかる費用の内訳を把握したうえで、作りたいサプリメントの目的やターゲットを明確にしてから、OEMメーカーに見積もりを依頼すると良いでしょう。
サプリメントのOEMの費用について
サプリメントのOEMにかかる費用は、製品の形状や原材料、製造工程などさまざまな要因で変動します。そのため、OEMメーカーにサプリメントの製造を依頼するときは、希望のサプリメントの種類やロット数などの費用感を、あらかじめ把握したうえで依頼するのが大切です。
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